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霊媒体質の幻燈河螢多朗は、引きこもりから脱却しようと家庭教師を始める。
特殊な霊能力を持つ少女・寶月夜宵と出会います。
夜宵は母親を「空亡」という悪霊に奪われており、螢多朗の霊を引き寄せる体質を必要としていました。
霊媒体質から逃げた螢多朗だが逆に立ち向かう夜宵と触れ合う中で、大切な女性となった詠子と二人で呪いを解くためにも夜宵の悪霊蟲毒(ダークギャザリング)に協力することになる。戦慄の悪霊捕縛エンターテインメント開幕!!
『ジャンプスクエア』(集英社)にて2019年4月号より連載中。
『ダークギャザリング』のあらすじと概要
『ダークギャザリング』のあらすじ
『ダークギャザリング』は、霊媒体質を持つ主人公・幻燈河螢多朗の物語です。螢多朗は過去の霊障体験により引きこもりになっていましたが、社会復帰を目指して家庭教師のアルバイトを始めます。
そこで螢多朗は、特殊な霊能力を持つ少女・寶月夜宵と出会います。夜宵は母親を「空亡」という悪霊に奪われており、その手がかりを求めて心霊スポットを巡っていました。夜宵は強い霊媒体質を持つものの霊に避けられる特殊な体質で、螢多朗の霊を引き寄せる能力を必要としていたのです。
二人は協力関係を結び、様々な心霊スポットを訪れ、悪霊との戦いに身を投じていきます。夜宵は「ダークギャザリング」と呼ばれる悪霊収集を行っており、収集した悪霊を人形に封印して強化します。これらの強化された悪霊は「卒業生」と呼ばれ、夜宵の命令に従う強力な存在となります。
物語は螢多朗と夜宵の成長と、彼らが直面する様々な超常現象や悪霊との戦いを描いています。螢多朗は自分と大切な幼馴染・詠子にかけられた呪いを解くため、霊媒体質に対処できる力を身につけることを決意します。
二人は旧I水門や学校など、様々な場所で強力な悪霊と対峙します。例えば、継母に殺された少年の霊や、いじめられて自殺した教師の霊など、それぞれに悲惨な過去を持つ悪霊たちと戦います。
また、物語が進むにつれて新たな脅威も登場します。「なり代わり」と呼ばれる、人間の体を奪った悪霊の存在が明らかになり、螢多朗と夜宵の前に立ちはだかります。
『ダークギャザリング』は、オカルトホラーとダークファンタジーを融合させた作品で、緻密な伏線や予想外の展開、キャラクターの深い描写が特徴です。かわいらしい絵柄とは対照的な恐ろしいホラー描写やグロテスクな場面も含まれており、読者を引き込む魅力的なストーリーを展開しています。
主要キャラクター
- 幻燈河螢多朗(げんとうが けいたろう):本作の主人公。禮應大学1年生で、極度の霊媒体質を持つ。
中学時代の霊障体験から引きこもりになるが、大学入学を機に社会復帰を目指す。
霊を引き寄せる体質を持ち、1km先からでも強力な霊を感知できる。
右手に霊障の痕が残り、常に黒手袋をしている。 - 寶月夜宵(ほうづき やよい):IQ160を超える天才少女。螢多朗の家庭教師の生徒。
現世と幽世の2つの世界を見ることができる重瞳を持つ。
母親を「空亡」という悪霊に奪われ、悪霊を収集している。
「ダークギャザリング」と呼ばれる悪霊収集を行い、人形に封印して強化する。 - 寶月詠子(ほうづき えいこ):夜宵の従姉妹で螢多朗の幼馴染。
過去に螢多朗の霊障に巻き込まれ、同じ呪いを持つ。
螢多朗に対してヤンデレ気質がある。
その他の重要キャラクター
- 神代愛依(かみよ あい):螢多朗の新しい教え子。おバカなギャル。螢多朗と同じく霊媒体質を持つ。
- 淡宮董子(あわみや とうこ):螢多朗の祖母。人形供養の淡宮神社の神主。
- 闍彌弥子(しゃみ やすこ):業界で広く名の知られた老齢の霊能者。
- オズワルド:黒い洋服を着てシルクハットをかぶった金髪の若い霊能者。
作者: 近藤憲一について
作者の近藤憲一は日本の漫画家です。星野桂のアシスタント経験を持ち、2016年に集英社「少年ジャンプ+」にて『チア男子!! -GO BREAKERS-』を連載しました。2019年からは「ジャンプSQ.」にて『ダークギャザリング』の連載を開始し、独自の世界観と緻密なストーリー展開で多くの読者を魅了しています。
『ダークギャザリング』の感想とレビュー
『ダークギャザリング』面白いと評判のポイントとは?
- 独特の世界観: 霊や悪霊、超常現象を巧みに織り交ぜた独特の世界観が魅力的です。
- キャラクターの成長: 主人公たちの成長過程が丁寧に描かれており、読者の共感を得ています。
- 緻密なストーリー展開: 複雑な伏線や予想外の展開が、読者を飽きさせません。
- ホラー要素: オカルトホラーとしての要素が強く、スリリングな展開が人気です。
- アクション性: 霊や悪霊との戦いが、迫力あるアクションシーンとして描かれています。
『ダークギャザリング』は、オカルトホラーとダークファンタジーを見事に融合させた作品です。
近藤憲一の繊細な描写力と独創的な世界観が、読者を引き込む魅力的なストーリーを生み出しています。
特筆すべきは、主人公たちの成長過程が丁寧に描かれている点です。螢多朗の引きこもりからの脱却と、夜宵の母親を探す旅は、読者の共感を得やすい設定となっています。
また、二人の協力関係の発展も興味深く、キャラクター間の絆が物語の重要な要素となっています。
ホラー要素も秀逸で、かわいらしい絵柄とは対照的な恐ろしい描写やグロテスクな場面が、読者に強烈なインパクトを与えます。
同時に、複雑な伏線や予想外の展開が織り込まれており、読者を飽きさせません。
悪霊たちのバックストーリーも深みがあり、単なる敵対者ではなく、それぞれに悲惨な過去を持つ存在として描かれています。
これにより、物語に奥行きが生まれ、読者の感情移入を促しています。
『ダークギャザリング』は、緻密なストーリー展開と魅力的なキャラクター、そして独特の世界観によって、幅広い年齢層の読者から支持を得ている作品だと言えるでしょう。
『ダークギャザリング』のレビュー
2022/11/05 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
『ダークギャザリング』、マジで面白い!キャラたちの狂った表情や行動が最高で、特に詠子のギャップがヤバい。ホラー要素も強いけど、ストーリーが引き込まれるから一気に読んじゃった!
2022/11/07 ⭐️⭐️⭐️⭐️
この作品、独特の世界観がクセになる!蠱毒みたいな古代呪術を現代風にアレンジしてて、主人公たちの行動もぶっ飛んでる。ただ、過激な描写もあるから、心の準備は必要かも。
2022/12/05 ⭐️⭐️⭐️⭐️キャラデザインは可愛いのに、恐ろしい展開が多くてそのギャップがいい感じ!アニメ化で注目度アップしてるし、これからの展開がめっちゃ楽しみな作品だよ!