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『霧尾ファンクラブ』は、地球のお魚ぽんちゃんが描く青春ラブコメ漫画です。
クラスメイトの霧尾堅に熱烈な片思いをする三好藍美と染谷波の日常を描いています。
二人の奇想天外な「推し活」と、それを取り巻く個性豊かなキャラクターたちの掛け合いが魅力的です。
繊細な心理描写とコミカルなシーンのバランスが絶妙で、現代の若者文化を反映した共感度の高いストーリーが多くの読者を魅了しています。
『COMICリュエル』にて2022年から連載スタート。2024年8月に約2年の連載に幕。
『霧尾ファンクラブ』全6冊。完結。
『霧尾ファンクラブ』のあらすじと概要
『霧尾ファンクラブ』のあらすじ
『霧尾ファンクラブ』は、男女共学の高校を舞台に、クラスメイトの霧尾堅に熱烈な片思いをする二人の女子、三好藍美と染谷波の日常を描いた一方通行ラブコメディです。
三好藍美と染谷波は、普段は霧尾への思いを隠していますが、二人きりになると霧尾の好きなところを語り合ったり、勝手な妄想を口にしたりと、気持ちを共有しています。
まるでアイドルの推しを共有しているかのような関係性ですが、それぞれに霧尾を好きになった理由があり、お互いに遠慮して打ち明けられずにいます。
物語が進むにつれ、二人が霧尾を好きになった理由が少しずつ明らかになっていきます。三好藍美は霧尾への愛が強すぎるため、暴走しがちな一面を持っています。
「目の前に霧尾がいると想定して本気のシミュレーションをする」「霧尾が夢に出てくるように怪しげな儀式を行う」など、霧尾への愛を放出するアイディアを次々と生み出します。
しかし、積極的なタイプに見えて、いざ霧尾と接点ができると挙動不審になったり、緊張のあまり変顔になったりと、なかなかうまくいきません。
一方の染谷波は、クラスでも目立たない存在ですが、藍美と霧尾への愛を共有する時にはテンションが上がり、一気にノリがよくなります。
作品には個性豊かな人物が多数登場し、密かに二人の恋が成就するように願う者もいます。例えば、科学部に所属する同級生の満田充は、見た目の陰気さとコミュニケーション能力の低さで周囲から距離を置かれ、孤立していましたが、藍美と波から霧尾に呪術をかけてほしいと依頼されたことから、二人とかかわりを持つようになります。
また、霧尾が所属するサッカー部のマネージャーの田代星羅も重要な登場人物です。
藍美と波のギャグの応酬と共に、二人の心が揺れ動く姿が見どころとなっています。
主要キャラクター
- 三好藍美(みよしあいみ):主人公の一人。霧尾堅に熱烈な片思いをしている女子高生。積極的だが、霧尾の前では挙動不審になる。
- 染谷波(そめたになみ):もう一人の主人公。藍美と同じく霧尾堅に片思いしている。普段は目立たないが、藍美と霧尾の話をする時はテンションが上がる。
- 霧尾堅(きりおけん):藍美と波が思いを寄せるクラスメイト。サッカー部に所属している。
- 満田充(みつだみつる):科学部に所属する同級生。コミュニケーション能力が低く、周囲から孤立していたが、藍美と波とかかわりを持つようになる。
- 田代星羅(たしろせいら):霧尾が所属するサッカー部のマネージャー。
『霧尾ファンクラブ』の感想とレビュー
『霧尾ファンクラブ』面白いと評判のポイントとは?
- ユニークなキャラクターと関係性:主人公の三好藍美と染谷波の複雑な関係性が物語におもしろみを与えています。
- 「推し活」をテーマにした現代的な設定:現代の若者文化として定着している「推し活」を物語の軸に据えることで、読者が共感しやすい内容となっています。
- 豊富なコメディ要素とギャグセンス:地球のお魚ぽんちゃんの独特のギャグセンスが随所に散りばめられており、藍美と波が霧尾のために行う奇妙な儀式やちょっと行き過ぎた行動が笑いを誘います。
- 霧尾くんの顔が見えない演出:霧尾くんの顔が見えないことで読者それぞれの想像を楽しめるという評価があります。
- ユーモラスで斬新なストーリーテリング:特に、主人公の三好藍美と染谷波が織りなすコメディ要素が高く評価されています。